ThyssenKrupp VDM GmbH
(今: Outokumpu VDM GmbH)
我が社では、16t中周波誘導炉で1993年7月からSAVEWAY監視装置を使っています。 その炉は、塩基性レンガを使ってNi、Coベースの合金やステンレスなど幅広い鋼種を生産しています。 操業形態は、週末は生産しない間欠操業であるだけでなく炉にストレスを加えるような大きな塊状のスクラップをしばしば使うこともあります。 過去に何度も湯漏れ事故を引き起こしています。 しかし、SAVEWAYシステムを導入してからは期待通りそれを回避することが出来ました。 加えて、ライニングの溶損状態を初めて数値化することが出来るようになりました。 これによりその溶損を減らすことも出来るようになりました。結果として、耐火物寿命は二倍近くになりました。 このシステムが大変役に立つことがはっきりしたので次の16t炉はSAVEWAYシステム付きで設置しました。
Best regards
Unna works
(原文はドイツ語)