SAVEWAY®  システム

耐火物残厚の連続測定

SAVEWAY®  システムは、溶解関連設備の操業中、キャンペーンを通して耐火ライニングの残厚を継続的に測定するシステムです。SAVEWAY®  システムは、実際の残厚を測定することで操炉時の安全性を常に監視できる唯一のテクノロジーであり、侵食や溶損といった目視できる摩耗だけではなく、ペネトレーションや 湯差しといった目に見えない危険な摩耗状態まで、確実に検知いたします。

SAVEWAY®  システムでは、「溶解モード」と「乾燥・焼結モード」の2種類のモードを切り換えることができるため、焼結溶解時も耐火ライニングの乾燥状態や、耐火ライニングへの溶湯の浸入を監視することができます。同時に、ルツボ型誘導炉などで見られるコイルの水漏れも確実に検知できることから、SAVEWAY®  テクノロジーの集大成としてご提供できるシステムとなっております。

SAVEWAY ® システムの溶損表示画面(ルツボ型誘導炉の例)
SAVEWAY®  システムの ハードウェアコンポーネント
左:制御・表示ユニット(C&V)
右:測定ユニット
SAVEWAY®  システムの溶損表示画面(ルツボ型誘導炉の例)

使用用途

使用用途

SAVEWAY®  システムは、耐火物が使用され、温度勾配がある場所であれば、どのような環境下でもご使用いただけます。ルツボ型誘導炉における耐火ライニングの残厚測定に最も多くご使用いただいております。

ルツボ型誘導炉:

ルツボ型誘導炉に電極プレートを取り付ける様子(動画) SAVEWAY ® システムの溶損表示画面、ルツボ型誘導炉の例(動画)

 

その優れた技術適応力であらゆるユーザーの状況に応じたカスタマイズを可能します。

その他の用途例:

+ RH  脱ガス装置
+ AOD  コンバーター
+ 取鍋
+ ガラス溶融窯

 

導入効果


導入効果

安全性の飛躍的な向上
設備の損傷や湯漏れを確実に回避することで、作業員と設備の安全性が格段に向上します。

コスト削減
設備保全費を軽減し、生産停止を回避することで、コスト削減につながります。

設備稼働率の向上
耐火ライニングをリスクなく寿命限界まで使用でき、築炉計画が立てやすくなります。

溶解工程の改善
焼結溶解を最適化することで溶解工程を改善することが出来ます。

 

製品特徴


製品特徴

  • シンプルかつ安全な操作が可能
  • 過酷な環境下での使用に適した堅牢なユニット
  • 多種多様な溶解関連設備で汎用的な使用が可能
  • 社内ネットワークへの統合が容易
  • センサー、システム全回路の自動自己診断機能を搭載
  • 炉体と独立した供給電源を使用した測定システム
  • TeamViewer を使用した迅速なリモートサービスの提供
  • データ保存の継続保存
  • 炉の制御系統への統合が容易
  • SAVELINE®  システムや SAVEDRY®  システムとの組み合わせが可能

機能原理


機能原理

センサーとして機能する電極プレートを絶縁面の上に取り付けることで、溶損状態の測定を行うことができます。ルツボ型誘導炉の場合は、従来マイカシートが施工されていたコイルセメント面、あるいはパーマライニングの上に施工します。

残厚の測定は、各種耐火材の持つ特定の電気抵抗と温度の間に明確な相関関係があることを利用して行われます。溶損状態は、炉の円周方向に分割されたそれぞれの測定セグメントごとに、16ステップで表示されます。溶損が危険なレベルに達すると、直ちに警報が画面上に表示されます。

オプション


オプション


外付け表示パネル

外付け表示パネルには、制御・表示ユニット(C&V)のモニターと同じ画面がリアルタイムで常時、表示されます。そのため、離れた場所からでも常時、操炉状態を監視することができます。

2種類のタイプ:

Внешняя опти-панель Внежний ЖК монитор
外付け表示パネル 外付けTFT液晶モニター


炉体自動認識機能

炉体自動認識機能とは、現時点でシステムに接続されている炉体を、システムが自動的に認識する機能です。認識された炉体はソフトウェアの溶損表示画面と履歴表示画面に表示され、データセットに保存されます。この機能により、どの炉体でいつ溶解作業が行われたかを確実にトレースすることができます。


溶損の異常変化監視機能

この機能は、急激な溶損の進行など耐火物状態に危険な異常変化があった場合それをセグメント毎に知らせるものです。異常変化とする溶損ステップの変化レベルは、セグメントごとに個別に設定することができます。

溶損の異常変化監視機能(ルツボ型誘導炉の例)

溶損の異常変化監視機能(ルツボ型誘導炉の例)


ピークホールド機能

ピークホールド機能は、セグメント毎の最大溶損ステップをそのキャンペーンを通して表示し、手動でリセットするまで保存できる機能です。この機能は、溶損が最も進んだ箇所を容易かつ素早く把握するのに役立ちます。溶損箇所を迅速に概観できることは、特に、作業者のシフト交替時等に大きなメリットとなるでしょう。

ピークホールド機能(ルツボ型誘導炉の例)

ピークホールド機能(ルツボ型誘導炉の例)


自動画面切り替え機能

この機能を使用すると、システムに接続されたすべての炉の状態を次々自動的に切り替え表示します。機能のオン・オフは手動で行います。特に、制御・表示ユニット(C&V)が炉体から離れた場所に設置されている場合、この機能が役に立ちます。


外付けLED警報表示ランプ

LED警告表示ランプは、現在の炉体の溶損状態を3色で表示します。工場の床や壁に取り付けることが可能です。

外付けLED警報表示ランプ

外付けLED警報表示ランプ

デュアルディスプレイ

デュアルディスプレイを使用すると、2基の炉体の溶損状態をひとつの画面で同時に見ることができます。

デュアルディスプレイ(ルツボ型誘導炉の例)

デュアルディスプレイ(ルツボ型誘導炉の例)

 

 

 

  • 炉頂へのコネクティングスタッドの取り付け
  • 湯差しを確実に検知
  • ルツボ型誘導炉に取り付けた電極プレート
  • ルツボ型誘導炉における電極プレートの取り付け位置(緑色の部分)