MAHLE KÖNIG
KOMMANDITGESELLSCHAFT
GmbH & Co. KG
現在、弊社では自動車用のピストンリング製造に使用される鋳鉄溶解の為に2基の1ton中周波誘導炉を稼働させています。 作業者への重大災害を伴った大きな湯漏れ事故の後、1996年と1997年に両方の炉にSAVEWAYシステムを導入しました。 以降、この種の事故を完全になくすことに成功しました。 しかも、当社はこの導入により労働安全を大きく向上させると云う、OSHA(米国労働安全衛生局)と保険会社からの要求を満たすことが可能になりました。 私たちの経験ではこの高い安全性を有しているのはSAVEWAYシステムだけだと思います。
短期間の慣らし運転の後、私達は、この継続的に行われる表示の信頼性と正確さに全幅の信頼を寄せるに至っています。 表示は全て正確です。 耐火物寿命に与える、操業方法、築炉方法、耐火材の品質等の影響が可視化出来るようになりました。
残厚についての客観的な測定を基に耐火ライニングの耐用期間をそれまでの約170チャージから現在の約250チャージまで延ばすことに成功しました。 築炉回数を劇的に減らすことが出来ただけでなく、システムの履歴表示から解体時期が予測出来るようになりました。 それにより工場のフル操業時のリライニングだけでなく不必要な耐火物の解体を回避することが確実に出来るようになりました。
SAVEWAYシステムの信頼性には確信を持っており、この安全を決して手放したくないと考えています。 当社は、2006年に投資を行い、炉を1基更新しました。 その後、技術的に拡張した最新のシステムを導入しました。
i.A. Chr. Sohm i.V. W. Geser
Department Manager Process Manager
Iron Casting Piston Ring Production
(原文はドイツ語)