BGH Edelstahl Lippendorf GmbHbgh

1998年にIntegoに発注した真空炉の3.5tと7tの炉殻にSAVEWAYシステムを取り付けました。それを決めた主な理由は、耐火物寿命の最適化だけでなく安全と確実性の飛躍的な向上にあります。現在我々は、ステンレスとニッケルベースの合金を2つの7t炉で異なる種類のライニング材を使って溶解しています。そのライニングは、片方の炉体ではMgOワークレンガとMgOバックアップラミング材の2層構造、もう一方の炉体ではスピネル質のラミング材だけの1層構造です。

記録された溶損データによって耐火物品質の客観的な評価が可能になり、より高い精度で適切なリライニングと正しい炉の操業が行われているか評価することも出来るようになりました。焼結溶解中にもその乾燥過程が見えること、また湯漏れの確実な検知は、我々の工場に大きな利益をもたらしています。

SAVEWAYシステムを使い始めてからはペネトレーションなどを検知出来ずに事故になるようなことは全くなくなりました。表示は全て正確で信頼が出来ます。

導入から13年後の2011年、その新しい機能と能力に惹かれそれまでのシステムを新世代のものにリプレースしました。

作業者の安全と設備の保全では、Savewayはかけがえのないパートナーです。いかなるときも我々の要請に対して迅速に的確な対応をしてくれることに感謝しています。これからもこの良い関係を続けたいと願っています。

Dr. Andreas Weise

 

(原文はドイツ語)

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